「豪華」さが招いたもの 2

微量ミネラルとは何でしょうか。


主なものを列挙していきます。


カルシウム・マグネシウム・鉄・亜鉛・マンガン・銅・セレニウム・クロム・錫・モリブデン・ニッケル・鉛・カリウム・ヨウ素・フッ素・ケイ素・コバルト・バナジウム・ナトリウム・リチウム・リン


これらの微量ミネラルは、穀物や野菜、海草、水、魚介類に多く含まれています。


ただし、穀物の場合精白米は例外で、未精製米、麦、雑穀の類。


水も水道水ではなく、あくまで天然水を指します。


微量ミネラルが不足するとどんな症状を起こすのでしょうか。

「豪華」さが招いたもの

戦後30年頃を境として、日本人の食生活はガラリと変わりました。


具体的にいうと、脂肪・タンパク質・デンプンの3大栄養素が充足されたのです。


豪華という観点からすれば、食生活はたしかに向上したでしょう。


しかし一方で、糖尿病などの生活習慣病患者は激増。


大腸ガンも死病の上位にランクされるようになっています。


日本が生活習慣病大国になったのは、"雑食"であったがゆえに豊富だった微量ミネラルの摂取量が、3大栄養素の過剰に反比例して激減したからです。

かつての日本人はどうしてパワフルだったのか? 2

タンパク質の主な供給源は大豆。


そのほかにも海草類、貝類、山菜、野菜類をふんだんに食べました。


日本人は"雑食"だったのです。


現在はどうでしょうか。


島田氏によれば、糖質の摂取量が著しく減った代わりに、タンパク質の摂取量は増え続けて80gを超過。


脂肪にいたっては60gに達しているといいます。


この結果について島田氏は前掲書中で、


「第2次世界大戦前、そして戦争中、戦後の食料難も含めて、そのころまでは日本人の食生活の体系が比較的よく守られていました。


したがって、この急激な変化は、ここ120数年ないしは40年の変化だといえます。


40年ぐらいの時間というのは、現在の平均寿命が女子では82歳に達していますが、その時間と比べても半分に過ぎません。


人生の半分にも満たない短い時間に、これほど大幅な変化が起こったのです」


・・・と語っています。

かつての日本人はどうしてパワフルだったのか?

その体力を支えていたのは極めて質素な食事でした。


宮崎大学教授の島田彰夫氏は『食べることに自信をなくした日本人』(芽ばえ社)の中で、ふぐ毒の完全分離で有名な田原良純氏の調査を紹介しています。


同氏の研究によれば、明治19年時点で日本人の一般庶民の食事は、タンパク質54g、脂肪6g、糖質394gで、1人1日当たりの摂取カロリー量は1850キロカロリーだったといいます。


慶応3年も、モースが来日した明治10年も似たようなものだったにちがいないでしょう。


内容はどうでしょうか。


『民俗探訪事典』(山川出版社)によれば、米を主食にできる階層は非常に限られていて、一般的には少量の米と麦、粟、稗、黍などの雑穀が主だったようです。


「糖質394g」というのは、米ではなく麦・雑穀などを入れての量になるでしょう。


肉を食べるのは年に数える程度、魚は大御馳走でした。

知ってて損はないです・・・その5

ダイレクトスクリーニング

色分解と網撮影を同時に1回で行ってしまう撮影法のことです

直網分解あるいはカメラダイレクトともいいます。

カラー原稿を平版や凸版で印刷するには、色分解を行った後で網点階調にしなければなりません。

カラー原稿を色分解して連続調ネガフィルムを作り、その後これを網撮影する方法を2工程法(インダイレクト)といいます。

ダイレクトスクリーニングは、色分解フィルタをかけて撮影するときに、リス型フィルムにコンタクトスクリンを重ねて撮影する方法で、1工程法とも呼ばれます。

ダイレクトスクリーニングは、色分解と網撮影を一度に行うので、フィルム面に届く光の量が少ないから、強力な露光用光源や感度の高いリス型フィルムが必要です。

しかし、色分解にかかる時間は少なくて済みます。

また撮影した分解ネガの画像のシャープさは、インダイレクト法で得られるものよりも優れていまうs。

最近は、カラースキャナが主に使用されるようになったので、ダイレクトスクリーニングも補助的な手段として使われるようになりました。

知ってて損はないです・・・その4

カラースキャナその2

カラースキャナの原理は次のようです。

高速で回転する透明シリンダに巻かれた原稿を小さな光点でスキャン(走査)し、その光をフィルタを通して色分解します。

色分解した光を光電管(光電素子つで電流に変え、コンピュータに入れます。

この中で色修正、階調修正を電子的に行います。

修正された電流は、露光用光源をコントロールして、回転するシリンダに巻かれたフィルムに光を与え、分解フィルムを作ります。

スキャナは電子的に画像を作るので、鮮鋭度を変えたり、UCRや拡大、縮小などを行う場合にも、製版カメラを使う写真的な方法より利点が多いです。

そのため現在では、カラースキャナによって分解フィルムを作る方法が主流を占めています。

知ってて損はないです・・・その3

カラースキャナその1

電子的に色分解、色修正、階調修正を行い、ポジまたはネガフィルムを作る機械のことです。

略してスキャナともいいます。

カラースキャナを大別すると、

1.網点階調のポジまたはネガフィルムまで一度に作る、すなわち網撮影まで行うダイレクトスキャナ
2.連続階調のポジやネガフィルムを作る、すなわち網撮影は行わない連続調スキャナ、の二っになる。

石塚孝一氏によると、ダイレクトスキャナは、コンタクトスクリゾを使って網点を得るものと、ドットジェネレータ(網点発生装置)によるものがあります。

知ってて損はないです・・・その2

UCR(アンダー・カラー・リムーバル)

カラー原稿を製版するとき、シャドウ部のイエロ、マゼンタ、シアンの網点面積率を小さくし、墨版の網点面積率を大きくして印刷効果を上げる手法です

和訳して下色除去ともいいます。

カラー印刷物のシャドウ部は、網点面積率が100%(ベタ部という)に近く、各色を刷り重ねると紙の上のインキの層が厚くなり、インキの着き方が悪くなります。

そこで、イエロ、マゼンタ、シアンの代わりに墨1色で置き換えてやります。

その結果、高速印刷のときのインキ転移性が良くなり、3色のインキの節約にもなります。

また、全体が黒っぽい原稿や、シャドウ部の色のバランスの悪い原稿に対しても効果があります。

写真的にUCRを行うには、色分解した墨分解ネガを反転して濃度の低いポジを作り、ほかの3色の分解ネガと重ねて網撮影を行います。

このマスクをUCRマスクといいます。

カラースキャナでは、UCRの量を自由にコントロールできるので、広く使われています。

UCRは、使い方を誤るとシャドウ部の色や調子に悪い影響を与えるので、注意しなければなりません。

知ってて損はないです・・・その1

レタッチ

狭い意味では手工的な色修正を指し、アメリカではドットエッチとも呼んでいます。

現在では広い意味で、カメラワークや色分解の後から、版を作るために行うフィルムの取りまとめ作業(集版、ストリッピング)までの工程をいいます。

印刷物を作るには、カラー原稿や写真、文字、イラストなどの線画原稿などを色分解、網撮影、線画撮影して、ネガまたはポジフィルムとします。

しかし、このままでは版を作ることはできません。

狭義のレタッチでは、色分解したものを修正したり、網点を減力して色を整えたり、キズを修正したり、あるいは二組以上の絵柄の合成を行ったりします。

また線画撮影したものは、オペークなどで修正しておきます。

広義のレタッチは、コンプ(完成予想図)に合わせて修正や合成の終わったフィルムを組み合わせ、最終的には反転、合成を繰り返して、1枚(一組)のフィルムにまとめ上げるまでをいいます。

このようにレタッチは、製版段階の最終的なまとめを行うものです。

この作業は手工的な部分が多いので、熟練が必要です。

レタッチは、印刷物の仕上がりに大きな影響を与える作業です。

最近気になる中南米 その3

プランテーションの経営には、廉価な労働力が不可欠だったためである。
黒人問題というとアメリカ合衆国をすぐ思い浮かべるが、プランテーションに適した地の多かったラテンアメリカのほうが、はるかに多くの黒人がいる。

また、奴隷制廃止以降、プランテーションの労働力には契約労働者としてインド人が多く使われたので、インド系が国民の半数近くを占める国もある。
十九世紀中頃以降はヨーロッパから大量の移民が流入した。

数の上ではイタリア人が最も多いが、スペイン人やドイツ人、フランス人が流入し、南部諸国では白人の割合が最も高い。
時間の経過は、これらの人種の間の混血をうながした。
今日では、メスチゾ(白人とインディオの混血)に代表される混血が、最大の人口を示す国も少なくない。