知ってて損はないです・・・その1
レタッチ
狭い意味では手工的な色修正を指し、アメリカではドットエッチとも呼んでいます。
現在では広い意味で、カメラワークや色分解の後から、版を作るために行うフィルムの取りまとめ作業(集版、ストリッピング)までの工程をいいます。
印刷物を作るには、カラー原稿や写真、文字、イラストなどの線画原稿などを色分解、網撮影、線画撮影して、ネガまたはポジフィルムとします。
しかし、このままでは版を作ることはできません。
狭義のレタッチでは、色分解したものを修正したり、網点を減力して色を整えたり、キズを修正したり、あるいは二組以上の絵柄の合成を行ったりします。
また線画撮影したものは、オペークなどで修正しておきます。
広義のレタッチは、コンプ(完成予想図)に合わせて修正や合成の終わったフィルムを組み合わせ、最終的には反転、合成を繰り返して、1枚(一組)のフィルムにまとめ上げるまでをいいます。
このようにレタッチは、製版段階の最終的なまとめを行うものです。
この作業は手工的な部分が多いので、熟練が必要です。
レタッチは、印刷物の仕上がりに大きな影響を与える作業です。