最近気になる中南米 その3

プランテーションの経営には、廉価な労働力が不可欠だったためである。
黒人問題というとアメリカ合衆国をすぐ思い浮かべるが、プランテーションに適した地の多かったラテンアメリカのほうが、はるかに多くの黒人がいる。

また、奴隷制廃止以降、プランテーションの労働力には契約労働者としてインド人が多く使われたので、インド系が国民の半数近くを占める国もある。
十九世紀中頃以降はヨーロッパから大量の移民が流入した。

数の上ではイタリア人が最も多いが、スペイン人やドイツ人、フランス人が流入し、南部諸国では白人の割合が最も高い。
時間の経過は、これらの人種の間の混血をうながした。
今日では、メスチゾ(白人とインディオの混血)に代表される混血が、最大の人口を示す国も少なくない。

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