サッカーの原型
ゲームの狙いは、シュールと呼ばれる皮製の大きなボール〔一般には牛や豚の膀胱が用いられた〕を、相手チームのゴールに入れるところにありました。
しかし、これは民衆だけのゲームではなかったのです。
アンリ2世は《16世紀中葉に、ポームやペルメル〔ゴルフの原型。主に路上で遊ばれた〕だけでなく、スールも楽しんだ》。
こうしたスールは、当初はフランス北西部で行なわれていました。
スールはまたイギリスでも当初「ハーリング・オーヴァー・カントリー」という名で行なわれ・・・
これがのちにサッカーとなりました。
ジュスランによれば、《中世イギリスのゲームや娯楽は、すべてノルマンディかアンジュー地方に起源する》ので、スールもフランス北部のノルマンディ地方で生まれたものだといいます。